バタフライのケロシンランタン
このバタフライランタンを初めて使ったのは、約35年前。
太公望の父が夜釣り用に購入したものです。
小学生の頃、大雪の影響で停電したとき圧倒的な明るさに驚かされました。
500CPの400w
昭和50年代、ランタンがまだ高価だった頃の話です。
地域一帯が停電のさなか、私の家だけは煌煌と明かりが灯っていて近所の方が集まってきた記憶があります。
なんでnordic campさんちだけ電気来てるの?って。
建設業を営んでいる自宅事務所に6~7人集まっていました。
そんなバタフライランタン。
月日はめぐり、去年懐かしい思い出とともに手元にやってきました。(当時のものではなく新たに購入したもの)
35年前の記憶を頼りに説明書を読まずに着火してみましたが、ポッと点火しました。
点火したとたん、家族全員で対流型ストーブでスルメを焼いている光景がフラッシュバックしました。
う~ん、懐かしい明かりだ。
イカの香りも漂ってきそう。
しかしながら、しかしながら、思い出に浸ってる暇は全くなく、このバタフライ。
かなりのじゃじゃ馬でして、毎度毎度てこずらしてくれます。
1回目のキャンプでは難なく点火しましたが、2回目のキャンプでは点火しませんでした。
35年前の親父も苦労してた記憶が蘇りました。
原因は、ニップルからの燃料漏れ。
燃料がマントルに行く前に、漏れてしまっているようです。
バタフライにはパッキンがついてないので、きつく締めないと漏れてきてしまいます。
強く締めすぎてもダメでした。
一度外して付け直すとピカーっと点火。
それぐらいは覚悟の上で購入してますよ。
思い出の品ですから。
で、次のキャンプ。
またもや点火しません。
今度はニードルが溶けてしまってニップルまで届いてないご様子。
予備のニードルに付け替えたら、ピカーっと点火。
それぐらいは覚悟の上で購入してますよ。
思い出の品ですから。
で、次のキャンプ。
またもや点火しません。
今度はジェネレータに極々小さなヒビが入っていて、燃料漏れ。
もちろん部品は持参してませんので、諦めて予備のガスランタンで過ごしました。
それぐらいは覚悟の上で購入してますよ。
思い出の品ですから。
で、次のキャンプの前に、耐熱1000度のマフラーパテでジェネレーターの補修。
自宅でテスト点火。
ピカーっと点火。
漏れてない模様。
じゃじゃ馬なところも可愛い??です。
で、次のキャンプ
一発で点火!!
なんか、拍子抜け。
however,
点火後1時間ほどで補修したパテから燃料漏れ。
やっつけ処理ではダメですね。
いまこの段階なのですが、今度は銀蝋で塞ごうと思っています。
一度点火すると圧倒的な明るさで嬉しくなり、調子が悪かったことを忘れてしまいます。
総評
気の短い方には向かないでしょうね。
自称気長な私も予備として?ペトロマックスを購入したぐらいですから、、、、。